「留守でも安心のペットケア」ペットシッター Mojo Mojoは福岡市内を中心に活動しています。

生まれた日:

推定1997年 ? 月 ? 日

性 別:

種 類:

多分ミックス

ひとこと:

我が家の一員になって5年。想像を絶する大怪我を克服して今に至ってます。
誰にでもすり寄っていく超フレンドリーな猫で、時々もてあましてます。特技は人間たらし。
左右の目の色が違うのでひょっとしたら高価なお猫さまかも?! などと思っているのですが。。。
体重は5キロ弱。すこしだけ頭が大きいところがチャームポイントです。

出会い:

1998年春。これまた前勤務先での出来事。
会社の近所で小学生達が前足に大怪我を負った白猫を抱いてウロウロしていた。この猫は2匹の白い子猫も連れていた。ママなのだ!「どうするつもり?」とものすごく気にはなったものの、手を出せばまた厄介ごとを抱えてしまうと思い、私は見て見ぬ振りをしていた。
その日、しばらくたって、会社の同僚が『西山さーん、会社の近くにすんごい怪我をした白猫がいたよ。そうとうヒドイよ。どうする?』なんてことを言ってきた。
“おいおい、なんで私に声をかけるかなぁぁぁぁ”と思ったものの、私の猫バカ具合を知ってて同僚は教えてくれたのだろうよ。さーて、こういう状況になると放っておくわけにはいかない。どれどれ?と私は負傷した猫を見に行くハメになった。(知らないふり、あなたならできますか?)
間近で見ると傷の程度はかなり深く、これは持たないかもと思えた。 夕方、猫好きの友人と一緒に負傷した白猫を連れて病院へ行った。

『これはヒドイね。安楽死か前足を切断するしかないねー。でも切断したら外で飼うのは難しいね。部屋で飼わないと、この子は生きていけないね。』と獣医さんは言った。
まさかまさか、安楽死をさせるなんてことは飼い主でもないのにできやしない。かといって飼い主を探すのも一苦労だし、傷ついた猫をそのまま引き取ってくれるかどうかなんて分からない。それにゆっくり考えている時間もない。迷いに迷いに迷って、安楽死も前足の切断も“どっちもやらない”ことに私たちは決めた。

とりあえず、白猫を会社へ連れ帰り抗生物質を飲ませ、会社の裏の小さな空き地にダンボール箱に入れてかくまった。
見れば見るほど無残な姿だった。きっと車の下にいてエンジンか何かに体を巻き込まれたのだろう。毛は抜け落ち、変形した前足は腫れ上がって化膿し、生きているのが不思議なくらいだった。しかも、母猫がこんな状態だというのに子猫はお乳を欲しがる。。。 とても正視できなかった。

なすすべもなく、私たちは薬とご飯だけを与え続けた。傷は一向に良くなる気配はなかったが、食欲だけはあったのでそれだけが救いだった。2匹いた子猫はいつの間にか1匹いなくなっていた。残った1匹はレオ君と命名されて、会社の後輩が引き取ってくれた。

季節は初夏に向かっていた。夏の前には梅雨が来る。白猫のダンボール生活は続く。ダンボールの家作りも日に日に進化した。雨が降れば高床式にして、日差しが強くなれば木陰に移動したりした。ご飯を狙って飛んでくるカラス対策もした。いったい何個の家を作ったことだろうか。。。

時は流れ、、、ほんの少しずつだけど白猫の傷は小さくなっていた。禿げかけたカサブタをキレイに剥いでは薬をつけ、1日2回抗生物質を飲ませ、土日も返上して看病し続けた。
その甲斐があったのか、目にも力が戻り、削げ落ちたお肉も毛も元に戻りつつあった。調子のいい日は社員に顔見せに愛想を振り向くまでになった。そうは言っても相変わらずグロテスクな風貌だった。でも、回復に向かっているように見えた。

具合が良くなったせいかどうかは分からないが、信じられないことに、こんなにも不自由な体なのにシロちゃんは妊娠をしてしまった。妊娠なんて考えもしなかった。甘かった。そういえばオス猫たちがウロウロしていたっけ。それにしても。。。。正直呆れてしまった。動物って凄い。そんなにまでして子孫を残したいのか!!シロちゃんにはかわいそうだったが、避妊手術をすることにした。いろんな考え方があるかもしれないが、私は母体を優先させた。

手術後、シロちゃんは体調を崩した。触っても明らかに分かるほどの高熱だった。慌てて病院へ行って診察をしてもらった。この日、夏とはいえ、雨で少し肌寒かった。そこで外のダンボールで寝かせることが忍びなく、内緒でこっそり一晩屋内に寝かせた。頭をあげるのもままならないほどに具合が悪そうだった。
翌日、注射のおかげか体調は戻っていた。どうにも手のかかる猫だ。。。それからしばらくはシロちゃんもおとなしく、会社の裏で暮らしてくれた。

ある日、シロちゃんは突然姿を消した。数日帰って来なかった。とてつもなく心配だったが、例え何があってもシロちゃんの運命だと自分に言い聞かせた。
数日後、『シロちゃんが帰ってきてるよ!』という、同僚の一言で私は仕事を投げ置いてすっ飛んでいった。“確かにシロちゃんだ!帰ってきてくれたんだ!心配かけやがって、このこのこのー。”とホッとしながら体を見てみると、なんということだ!今度は後ろ足を怪我しているではないか!!!車か何かに踏まれたのだろう、前足の傷と変わらないくらい腫れ上がっている。数日動けなくてじっと身を潜めていたのだ。そして、またいっそう痩せていた。もとのもくあみだぁ。。。。なんて猫だ!なんて運のない猫なんだ!

その日、また病院へ連れて行った。後ろ足の指の真ん中2本が機能しなくなっていた。獣医さんは今度も『切るしかないね、これはどうしようもないよ。』といった。私も今回は承知せざるを得なかった。シロちゃんはそのまま入院することになった。
シロちゃん退院の日。白い体に白い包帯を巻いて一体何が起こったの?といわんばかりにニャーオと鳴いていた。後足の指の真ん中2本を失ったものの歩けないことはなかった。でも前足も後ろ足も負傷して歩くのが苦痛そうに見えた。。。 というより、あまりに悲惨な姿だった。

で、今回ばかりは私も考えた。。。。引き取るべきかどうか。。。 でも家には既にクロちゃん、カンちゃんがいるし。。。 でもこのままでは。。。。
結局、ルームメイトの了解を得てシロちゃんを引き取ることになった。体を張って甦った猫なのだ。これも何かの縁だろう。シロちゃんの粘りに私はついに負けた。

こうしてシロちゃんは私んちの猫に加わった。初めの頃はクロちゃん、カンちゃんと相性が合わず、おまけにノミまで移り大変な騒ぎだった。今でも決して仲良しとは言い難いものの、みんな健やかに暮らしています。シロちゃんは本当に生命力の強い猫。ホントに天晴れな猫です。

どうですこの美女っぷり。かわいいでしょ?!

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