日々の所感

動物看護士が国家資格に!

病気療養中の猫

先日ヤフーニュースで見かけた記事。いよいよ再来年に施行されるそうです。

これについて、私は猫の飼い主でもあり、ペットシッターを17年やっているので、そちらの視点から感じるところを書いてみたいと思います。

やや毒舌ならぬ、毒筆?になるかもしれません。

この法律、飼い主さんにとって朗報なのかどうか私には正直なところ、よく分かりません。

しつけや栄養指導をしてもらえるのはありがたいのですが、まさかペットフードメーカーが用意した資料をそのまま伝えるなんてことにはならないですよねぇ。(^-^; まぁこれは勤める動物病院の方針次第でしょうね。

一飼い主の立場の意見としては、国家資格を持っていてもいなくても、どちらでもいいと思っています。

私がこれまで飼い猫達やお客様のワンちゃん、猫ちゃんの通院代行をさせて頂いた時によーく感じていたことは、

『もっと質問して欲しい!』ということでした。

しっかり聞く(問診する)ことも仕事の内だと思うけどなぁと。

初診の際、多くの動物病院では問診票を飼い主さんに書かせます。これ、「通り一遍の質問だなぁ」といつも感じています。もっと飼い主さんから情報を引き出すような質問をしたらいいのにと。

同じ病気で通院回数が増えてくると質問自体少なくなってくる病院もあります。中には検温や触診、聴診をしない獣医さんもいます。必要ないと言われればそれまでですが、本当に必要ないのかな??本当に?とね。

飼い主って気持ちの余裕がない状態で病院にペットを連れて行きます。病院側は動物たちを診るということが日常でも、飼い主さんには非日常な訳なんです。病状によっては飼い主さんの気持ちも不安定なのです。

私は職業柄、飼い猫であれ、お客様のペットであれ、とにかく獣医さんに質問するのです。

特にお客様のペットを連れて行く場合はその後の報告がありますので、根ほり葉ほり獣医さんに尋ねます。時々、鬱陶しそうにしている先生もいますし、やや斜め上から物を言う先生もいます。(はい!その辺はしっかり見ています!〈笑〉)

飼い主さんへの報告は、その方の性格、飼っている動物との距離感、治療への姿勢、経済面、健康に対する意識、自宅でのケアができる人なのかどうか、生活環境、その他、考慮すべきことを踏まえてできるだけ伝わりやすいようにと心がけているので、獣医さんに言われたままをそのまま伝えて終わり!ということは私の場合はあり得ないのです。

もちろん、診察結果はそのままお伝えします。ですが、”踏まえる”ということをやっています。ですから、私の飼い主さんへの報告はいつもとんでもなく長文になってしまいます。(^-^; 

でも飼い主さんはその長文をしっかり読んでくださるのです。我が子が心配ですからね。そういうものなのです。

先日、ある飼い主さんに往診専門の獣医さんをご紹介したことがありました。この時、私を経由して飼い主さんに問診フォームをお送りしたので、そのフォームを目にする機会があったのですが、もうビックリしてしまう問診票でした。

数にして軽く50個以上の質問がずらーーーっと書かれているのです。100問近くあったかもしれません。

しかもその質問が体のどの器官のどんな状態にアプローチしようとしているのかがある程度分かるような内容になっているのです。

こりゃ、回答するの大変だわ💦と思った一方で、これだけ事細かに尋ねられたら逆に安心するなと思いました。

まずこの質問の多さから「私のペットを本当にちゃんと診ようとしてくれている」と、私ならそう受け止めます。

飼い主さんも答えている内に日々何気なく見ていたペット達のことが脳内で整理されてクリアになっていくだろうなと思える内容でした。

おや?「動物看護士が国家資格に」から話がそれてしまっている気が、、、。

私が書きたかったことは、治療アシストのスキルを高めることも大切ですが、飼い主さんが求めていることの本質は病気やケガの治癒は当然で、それに加えて心配や不安を少しでも小さくすることであって、それは国家資格がなくても今すぐにでもできますよね?ということなのです。

飼い主さんとの接点づくりは、獣医さんよりもむしろ動物看護士さん達の方が距離が近い分、遥かにその役割を担うに適していますし、話しやすい分多くの情報を引き出せて治療に反映できるのでは?これ、資格も必要ないし、もったいないぞ!と。

実際、ちゃんと話を聞いてくれて、自身のキャリアやその人の人間性から飼い主をホッとさせてくれるスキルを持った動物看護士さんはいます!

私自身、あれこれ相談に乗ってもらったり、話を聞いてもらったり、その看護士さんの見解を参考に飼い猫の自宅ケアを考えたこともあります。

もちろん、経験の長い看護士さんにそういう方は多いのですが、若い看護士さんでも寄り添う姿勢をポーズではなく芯から滲ませてメリハリのある仕事をしている人もいるんですよね。こういうことは見ていればある程度伝わってきます。

知識も大事!でも詰まるところはやはり人間性と気持ちや思いを汲み取ろうとする姿勢なのでは?と思うわけなのです。

しっかり聞くことのメリットは結構大きいんです!

国家資格を背景に飼い主さんに助言をするのもいいのですが、聞くことの方が大切なのでは?と私は思っています。

聞いて引き出す!

人って不思議なもので、話をよく聞いてくれる人に好印象を持ちます。つまりは、患者さんが転院する可能性も低くなるのでは?と思うんですよねー。ま、これは余計なことですよね。(^-^;

ここ福岡も私がペットシッターを始めた頃と比べると動物病院の軒数が1.5倍くらいになっています。地域性の高い仕事ですが、同じ商圏に何軒も動物病院があって「わぁー、競合病院たっくさんだー」と思いながらいつも運転しています。

かくいう私の職業も、この20年弱でムチャクチャ同業者が増えました。1.5倍どころではありません。5~10倍です!(;’∀’)

参入障壁がすごーく低いですからね。(^-^; 

人の心配よりもまずは自分の心配です。しっかり話を聞けるペットシッターをこれからも心がけたいと思います。

人のことはどうでもええ!まずは自分のことをしっかりやりニャ!

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