※この記事は2022年2月に書いた記事『ペットの飼い主さん必見!お役立ちサイト紹介』をリライトしたものです。

ここしばらく、新しいブログのアップを控えて過去記事のリライトに時間を割いています。
ほんの4、5年前の記事なのですが、私自身の変化と、変わらず大事にしていることが浮かび上がってきます。

今回は、以前紹介した情報サイトについて、そしてAIが登場した今、私が情報をどう扱っているかについて書きたいと思います。

当時から使っていたサイト

仕事柄、お客様からいろんなご相談を受けます。

命に関わることから、病気のこと、日々のケア、ちょっとした出来事まで。
ペット飼育に慣れた人には日常的なことでも、初めて飼う人にとっては一つ一つが大きな出来事です。

そんな中、当時から活用していたのが下記のサイトです。

「子猫のへや」さんのサイト

整然と整理されたカテゴリーに、運営されている方の頭の中の整理がそのまま見えるようです。

私自身が調べた情報に過不足がないか、お客様にお伝えする前にこのサイトで確認する。
そういう使い方をしていました。

人に何かを伝えるということには、それなりの責任が伴います。だからこそ、自分の中での裏取りが必要だったのです。

このサイトは今でも本当に使い勝手がよく、飼い主目線で作られていると感じます。

AIの登場で変わったこと

答えは簡単で、スピードです。

AIは壁打ちができます。
調べて得た答えにさらに質問を重ねられるので、以前なら何時間もかかっていた情報収集が短時間でできるようになりました。

情報源も広く深く、時には専門的な論文や海外の情報にまで届く時代になりました。

一方で、情報が増えたからこそ難しくなったこともあります。

それは「何が正しいか」ではなく、「その情報が目の前の子に合っているか」を判断することです。

情報そのものより大切なこと

AIが身近になった今でも、ご相談の数が減ったという感覚はありません。

「調べたけれど、うちの子の場合はどうなんでしょう?」
というご相談は、以前と変わらずあります。

当然だと思います。

同じ腎臓病の猫でも、年齢も性格も、食べているものも、ご家族の生活環境も違う。

教科書的に正しい情報でも、そのまま当てはめられるとは限りません。
情報は参考になりますが、活用法はそれぞれ違うのです。

私が情報を伝えるときに考えること

私自身がやっていることは、昔からあまり変わっていません。

以前は書籍や専門サイトで確認していました。
今はそれにAIも加わりました。

使う道具は変わりましたが、最後に考えることは同じです。

「このご家庭の場合はどうだろう」という視点です。

私は獣医師ではありません。診断も治療もできません。

だからこそ、情報をそのままお伝えするのではなく、この子の性格ならどうだろう、この飼い主さんなら続けられるだろうか、生活スタイルに無理はないだろうか。

そんなことを考えながらお話ししています。

私がお客様に何かをお伝えするとき、「これが正解です」とはあまり言いません。

代わりに、

「私ならこう考えます」
「私だったらこう選びます」
「なぜならこういう理由があるからです」

という形でお伝えすることが多いです。

もちろん最終的に選ぶのは飼い主さんです。

けれど、たくさんの情報があふれる時代だからこそ、情報そのものよりも、その情報をどう解釈するか、どう暮らしの中に落とし込むか。

そこに価値があるように感じています。

おわりに

振り返ってみると、参考にする情報源はずいぶん変わりました。

便利なサイトを読んでいた時代から、AIと対話しながら情報を整理する時代へ。

けれど私自身が大切にしていることは変わっていません。

目の前のペットと飼い主さんを見て考えること。

そして情報をそのまま渡すのではなく、そのご家庭の暮らしの中で使える形にしてお伝えすること。

これからも、その姿勢だけは変わらず続けていきたいと思っています。

ABOUT ME
西山 早苗
約12年間の会社員経験を経て、2003年に福岡市東区にてペットシッターMojo Mojoを開業。気づけば、地域で最も長く続くペットシッターの一つになりました。 23年間のシッター業務、保護活動、そしてトータル30匹を超える飼い猫たちとの日常を通して感じたこと——看取りや介護、動物たちの心身の健康、飼い主さんとの関わりで気づきを得ました。 長年の現場経験をベースに、時代の変化も取り入れながら、飼い主の皆さまのお役に立てるよう日々取り組んでいます。