ペットシッターでの開業を目指す人が気になることの一つに、収入があると思います。

収入はいくら稼げるのか、誰もが気になるところ

私が開業を決めた約20年前は、具体的な収入に関する情報がほとんどありませんでした。

今と比べると当時はペットシッターの認知度も低く、本業で活躍されている方は一部地方都市にもいましたが、大半は関東や関西の大都市のみでした。

私はここ福岡でやっていけるのだろうかと、かなり心配し、不安だったことを思い出します。

当時私が見つけた数少ない情報の一つに、ニューヨークのドッグウォーカーの記事がありました。

年収5万ドル、当時のレートで500万円を超えるという内容でした。

ペットシッターとは仕事内容も国の事情も違いますが、「あー、これくらい稼げたらいいよなぁ」とふわっとした願望を持ってこの記事を読んだのを覚えています。

独立系ペットシッターの収入相場

今、改めて業界の相場を調べてみると、独立系ペットシッターの年収は200万円台から300万円台が中心のようです。
地域差もあり、東京など大都市は高め、地方は低めという傾向があります。

正直なところ、この数字を見て「思っていたより低い」と感じる方もいるかもしれません。

私自身、当時のニューヨークのドッグウォーカーの記事を見て夢を膨らませていた身としては、現実はそう甘くないということです。

私自身は年商500万円に到達するまで5年かかった

結論を書きますね。

物販などをせず、ペットシッター業のみで年商500万円は稼げます。

私の場合、この水準に到達するのに5年かかりましたが、売上は開業以来年々上がり続け、3年目には会社員の頃の年収を上回っていました。

ただし、これは相場よりも上振れした実例だということは正直にお伝えしておきます。
誰でも自動的に到達できる数字ではありません。

フルタイムで腰を据えることが分かれ目になる

500万円を稼ぐには、それなりに頑張る必要があります。
生半可な気持ちでは届きません。

ですが、届かない額でもないと思っています。

私は開業前、ごく普通の会社員でした。
自営業のマインドも営業力も持ち合わせていませんでした。
それでもフルタイムで腰を据えて取り組み続けたことで、この水準に届きました。

開業するからにはやはりそれなりの収入を得たい。
これが本音ですよね。

収入は大きなモチベーションにもなりますし、好きなことをやっているだけでは人は満たされないものです。

次回は、本業として始めるべきか、副業から始めるべきかについて書いていきます。



※本記事は公開後、内容を一部更新しています。

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この記事は「シッター起業」の連載の一つです。
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ABOUT ME
西山 早苗
約12年間の会社員経験を経て、2003年に福岡市東区にてペットシッターMojo Mojoを開業。気づけば、地域で最も長く続くペットシッターの一つになりました。 23年間のシッター業務、保護活動、そしてトータル30匹を超える飼い猫たちとの日常を通して感じたこと——看取りや介護、動物たちの心身の健康、飼い主さんとの関わりで気づきを得ました。 長年の現場経験をベースに、時代の変化も取り入れながら、飼い主の皆さまのお役に立てるよう日々取り組んでいます。